2008年9月17日

0-2チーム

早くもWK2が終了しました。
波乱の幕開けと言って良いでしょうか。開幕前予想で地区優勝やプレイオフ出場が濃厚と前評判の高かったSD、JAC、CLEやMINとSEAが連敗という苦しいスタートを切っています。
面白いのは、それぞれに負け要因が異なっているということ。

例えばSDは、不運が続いたような印象もありますが、自慢の守備がまだ機能しておらず。特にパス攻撃で面白いようにやられています。Delhomme(CAR)に247Yds/1TD、Cutler(DEN)には350Yds/4TDと投げられており、早くも64失点。セカンダリーにタレントは揃っていますが、Merriman の怪我の影響もあり、サック数2.0とQBにプレッシャーを与えられていないのも問題と思われます。

JACは、自慢のデュアルRBが完全に抑えられているのが敗因。06年にリーグ3位の一試合平均158.8Yds、昨年は同2位の149.4Ydsを稼いだラン攻撃が、ここ2戦ではわずか33Yds(@TEN)と98Yds(vs BUF、うち32YdsはQB Garrard のスクランブル)。OLの文字通り"中心"選手3人を怪我で欠いていることが影響しています。元々ランで攻撃のリズムを掴むチームだけに、不発なことで QB Garrard の調子もパッとせず。昨季シーズン通して3INTだったのが、今季はこの2週間だけで早くも並んでしまいました。

個人的にも注目していたMINは、昨季新人王の RB Adrian Peterson が期待通りの活躍を見せているものの、痛い連敗。ボールポゼッションがWK1(@GB)は32:01、WK2(vs IND)では32:34とゲームを組み立てられているにもかかわらず、勝ち切れず。WK2では、話題のディフェンスでも、Manning、Harrison、WayneそしてAddai擁するINDの強力オフェンスを40分強無得点に抑えるなど、力を発揮してきているだけに何とも悔やまれる敗戦でした。コーチ Childress は未だ擁護の姿勢を見せていますが、やはり QB Tarvaris Jackson の不安定なプレイが大きな敗因でしょうか。オフに Sage トレード劇が成立していれば違った成績になっていたかもしれません!?

0-2という成績ですが、昨季スーパーを制覇したNYGも思い返せば0-2の連敗スタート(その後6連勝)。
まだまだ十分盛り返しは可能ですが、一方で、0-3チームの優勝実績がないのも事実。
タレント的に力のある各チームですので、来週以降どのように盛り返してくるかが楽しみです。
そしてようやく2試合目を迎える我らがテキサンズ。0-2チームの仲間入りをしないように頑張ってもらいたいものです。
WK1のPIT戦を見る限り、守備(特にラン)、ラン攻撃、QB安定性ともに良いところがなかったのが気がかりですが・・・

最後に、0-2チームのWK3対戦相手です。SEA以外はなかなかに厳しい対戦が待っています。
CAR@MIN
STL@SEA
CLE@BAL
JAC@IND
NYJ@SD


3 件のコメント:

texamaniac さんのコメント...

MINですが、これまで Tarvaris Jackson 擁護をしていた Brad Childress ですが、ここにきて一転。15年目の Gus Frerotte を先発におくことを決定したもようです。

匿名 さんのコメント...

To doです。
身近なところではJACが気になります。OLは今OffにFA流出しただけでなく怪我人も大量発生中です。補強はしているようですが、正直すぐにチームの戦力にはなれないでしょうし、厳しいところだと思います。
我がTexansも0-1ですので似たようなもんですから、気を引き締めて行きたいですね。
RB Green, NT Johnsonは練習参加出来ていないようです。頼むよGreen, いい加減にせいGreen!!

texamaniac さんのコメント...

JACは本当に怪我人に泣かされていますね。OLにWR。更には自慢のRBコンビまで負傷とのことです。人の不幸を笑うようで嫌ですが、正直テキサンズにとってはチャンスですね。
Greenはどうやら次戦欠場するようですね。