2008年10月10日

1Qディフェンススタッツ

昨日に引き続き、07年とのチームスタッツ比較。ディフェンス編です。
まず目に付くのは、やはり失点の多さ。
被TD14個のうち、13個は、既に記事に書いたように、レッドゾーン内で献上したもの。
ゴール前守備の強化が急務です。

そして、Rushing Yds/G。一試合平均140Yds近く走られており、全くランを止められていないことが数字にも表れております。
DT二人が、パワー、サイズ不足でランストッパーじゃないこと。LBのポジション取りが悪く、DeMecoもランブロックに拾われてしまうこと。そして両Safetyを筆頭に、チーム全体としてミスタックルが多すぎること。ここらへんが原因ではないかと思います。
面白いことに、敵もさるもので、プレイコールも、今季はパスよりランを多用されていることがわかります。

パス守備に関しては、オフからの懸念材料であったQBラッシュがやはり不足しています。
サック数はたったの5(うち4つはMario)、このペースだとシーズン通しても20しかあげられません。
なお、パス試投(Attempt)数に対する比率を計算すると、サック率はわずか4.6%。これはリーグ28位の成績です。
1位はさすがのNYG、12.0%(15 Sck/125 Att)。なんとも羨ましい限りです。
QBのサックやヒットが少ないことが、INTやFumble等のターンオーバーの少なさにも繋がっているように思えます。
コーチ陣は、Tim Bulman や DelJuan Robinson、N.D. Kalu らの積極起用も検討しているとのことで、DLのメンバー入れ替えがあるかもしれません。


● DEFENSE GAME STATS

YearGPts/GYds/GYds/P3rd PctPenPen YdsToP/GFUM Forced FUM Recovered
2007 16 24.0344.25.5 42% 81 614 30:1924 14
2008 4 32.5 334.2 5.6 43% 20 174 30:11 4 2


● DEFENSE PASSING/RUSHING STATS
YearPASSINGRUSHING
Att/GAvgYds/GTDINTLng20+40+SckAtt/GAvgYds/GTDFUMLng20+40+
2007 34.1 7.1 230.1 25 11 74T 46 7 31 26.1 4.4 114.1 15 6 76 11 2
2008 27.2 7.4 194.5 6 2 37 11 0 5 30.8 4.5 139.8 8 2 41T 2 1

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

To doです。
ディフェンスのスタッツは、相手チームの特性にもよるのではないでしょうか。PIT, TEN, JAXと(今年はJAXは不振ですが)runでゲームを組み立てるチームとの対戦が続きましたから。あと、負け続けで、相手がランプレーをコールしてくるのも一因と思います。
課題はやはりパスラッシュ。Marioに頼りっきりとは情けない。Okoyeの奮起とプレイコールの工夫を期待したいところですね。

匿名 さんのコメント...

何といってもディフェンスの鍵はDLが握っていますね。

IND戦ではOkoyeのラッシュもよかったと思いますし、ちょっとは上向いていますかね。Robinsonはプレシーズンの時から期待していましたが、是非プレイタイムを増やしてほしいです。

LBについてはDeMecoは及第点じゃないでしょうか?ロスタックルもありますし、パスカバレッジもよくやっているほうだと思います。DLが相手OLを抑えてMLBのDeMecoがタックルするというスキームだと思いますが、今年はDLが捉え切れていないのが問題化と思います。OLBのランディフェンスには問題があると思います。仰るとおりポジショニングの問題は大きいですね。

texamaniac さんのコメント...

守備は今以上に悪くなることはないと思うので。"Growing Pains"、成長に伴う痛みと思ってOkoyeら若手の今後の奮起に期待したいです。
ひとつ不満があるとするとWeaver。大金はたきましたが、パスラッシュで貢献できていないばかりでなく、今年はランも止められていません。ベテランの意地、なんとか見せてほしいのですが…。