2008年10月25日

WK8 予想 vs CIN

シーズン中盤で珍しいことに、2週続けて未勝利チームがホームにやってきます。
これでテキサンズフランチャイズ史上初の3連勝決定!…と高らかに宣言したいところですが、妙な胸騒ぎがします。
過去の歴史がそうさせるのでしょうか。
02年、テキサンズ誕生の年。同じWK8でCINをリライアントに迎えました。
テキサンズはDALとJACを破り2-5、CINは全敗で0-7。エクスパンションチームにも関わらず、下馬評では圧倒的にテキサンズ有利。それだけ評価の低かった当時のCINでした。
しかし。テキサンズは負けました。CINシーズン2勝のうち1勝を献上。しかもあろうことか3対38という大敗でした。
そしてもう一つ。
怪我の C.Palmer にかわり先発する Ryan Fitzpatrick。今季WK4以来3戦を含め、これまでのキャリアで6試合に先発していますが、いずれも負け。まだまだ無名に近い若手QBです。
ですが。テキサンズはこの無名QBのルーキーイヤーに痛すぎる負けを喫しています。
当時 Fitzpatrick はSTLの第3QB。05年WK12、リライアントでのゲーム。正QB M.Bulger を欠き、先発した Jamie Martin が怪我で退いたため第1Qに登場した Fitzpatrick は、この試合、310Yds、3TD、117.4RateとエリートQB並みの活躍。見事に21点差を引っくり返され27対33とオーバータイムでの敗戦となりました。

DET戦では、D.Orlovsky に C.Johnson へのビッグプレーを通されました。
CINは C.Ocho Sinco と T.Houshmandzadeh、C.Henry とレシーバーのタレント豊富なため、ことさらビッグプレーへの不安が募ります。
パス攻撃を無効化するためには、やはりQBへのプレッシャーを与えることです。CINは既に26被サックを許しており、リーグ31位のパスプロテクション。恐らく Mario はDET戦のように集中マークを受けるので、ブリッツも多用するのが吉。そして Bulman にも引き続き期待です。
ランですが、C.Perry はAvg2.6、C.Benson はAvg3.1と相変わらずCINは走るのが不得意。ただ、OL中央3人は体格でテキサンズDTを上回ります。ここ数試合見違えるようにラン守備が向上していますが、シーズン開幕当初のようにLB陣が大忙しとなっては守備のペースが乱されます。甘くみず、ズルズルとランを許さないような注意が必要です。

逆に、テキサンズオフェンスとしては Slaton、Green で試合のペースをつかみ、ランで Schaub のパス攻撃の下地をつくりたいところ。いつも通りパスを散らしてフィールドを広く使いたい。CINはLB陣が弱小なので、DET戦に引き続き O.Daniels の大爆発が期待できます。

勝利のポイント。毎度大事と言っていることではありますが、今週はターンオーバー数で上回った方が勝つような気がします。
Fitzpatrick にプレッシャーを与え、サックからファンブル、もしくはインターセプト。
そして、 ボールハンドルに難のある Benson をハードヒット(Bennett、Duntaに期待)でファンブル。
軽く2つはTOを取りたいところです。

予想 : (WIN) 31 CIN - 34 HOU
打ち合って勝ち!初の3連勝といきましょう


3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初の3連勝のチャンスですね。またエースQBがいない、今シーズン未勝利のチーム相手ですが、レシーバーのタレントの数ははCINが圧倒的に上。

オフェンスは丁寧にボールを運び、ターンオーバーを犯さないこと。ここのところ絶好調のAJにはDBを二枚つけてくるでしょうからWalterに期待したいです。元CINで当時、ほとんど出場機会を与えられなかった男が、成長ぶりを見せつけてくれるんじゃないかと思います。

CINレシーバーとテキサンズDBでは圧倒的に不利なのでとにかくDLが頑張らないといけませんね。あと気持ちを切らさないことですね。去年のDEN戦のようなディフェンスを見せてほしいです。

匿名 さんのコメント...

To doです。
確かにWRの能力は一流かもしれませんが、少なくともここ数週はパス成功率が低く、平均ヤードも短いという状態が続いています。TexansのDB陣のみの力で押さえきれるかと言われるとはなはだ疑問ですが、DLの力を借りれば押さえられると思います。そろそろOkoyeにも頑張ってもらいましょう。

texamaniac さんのコメント...

明日レビューUP予定です!