2009年4月22日

テキサンズ補強ポイント

週末のドラフトに向け、テキサンズの補強ポイントを整理。
まずはじめに、オフの動きのおさらないから。

● 主な獲得選手
Antonio Smith(DE)、Dan Orlovsky(QB)、
Shaun Cody(DT)、Cato June(LB)、Buster Davis(LB)

● 主な放出選手
Morlon Greenwood(LB)、Ahman Green(RB)、Ephraim Salaam(OT)、Anthony Weaver(DE)、Will Demps(S)、Earl Cochran(DE)、Jeff Zgonina(DT)、C.C. Brown(S)、Mark Bruener(TE)、Demarcus Faggins(CB)、Sage Rosenfels(QB)

何といっても、Antonio Smith との契約、そして Sage の一年越しのトレードに注目が集まったこれまでのオフシーズンでした。
しかし、09シーズンに向け一番の動きは、選手の入れ替えではなくDCに Frank Bush を置いた人事になるかもしれません。
Kubiak 体制下でずっとリーグ下位に低迷している守備陣は、昨季もリーグ22位とまさに弱小。
プレイオフ戦線に残るためには何としても立て直しが急務です。

ということで、ドラフト。
世に出回っているMockドラフトの中には、1巡でRBやなんとWR獲得(ルーキー候補にタレントが揃っているとはいえ、さすがにそれはないかな・・・)というものまでありますが、まずテキサンズが注力するのはリーグ3位のオフェンスではなく、ディフェンス側になる、はずです。
そして、弱い守備を立て直すためにするべきこと。それは、
1、パスラッシュの強化
2、ラン守備の向上
の二点。ということで、ずばりディフェンスライン(DE、DT)の補強ではないかと個人的には思います。
※もちろんセカンダリーも強化が必要ですが、いかにDB陣にタレントを揃えても、フロントセブンが弱いと相手を止められないのがリーグの傾向です。

FA選手によりある程度のレベルアップははかれたと思いますが、Smith はこれまでの成績が示すように純粋なパスラッシャーではありませんし、Cody も期待高くNFL入りしたわりには0勝チームで補欠でしかプレーさせてもらえなかったというあたり、過度の期待はできないかなと思っています。
ということで、私が考えるテキサンズ補強ポイントはこちら:
  • DE : Mario と対をなすパスラッシャー
  • DT : DLでRBを止められる、サイズのあるランストッパー
  • S : パスカバーが出来る "Ball Hawk" タイプのプレーメイカー
  • OLB : Diles/Adibi の両スタメンに怪我の心配とパワー不足があるので、サイズのあるOLB
  • RB : デプス、Slaton のバックアップ
  • TE : ランブロックができるTE
  • OL : デプス
ドラフト指名位置とタレントとのバランスもあるので、上記必ずしも指名順とリンクするわけではなく、そもそもドラフトで補強もされない可能性もあります(Bush はじめフロント陣は、今のDTに比較的満足しているような印象を受けます)ので、あくまで私見になりますが・・・。いかがでしょうか。
ドラフト予想に関しては、また明日以降にUPします。


2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
補強ポイントとしてはほぼ同感です。
ただ、個人的にはOL (C/G)はデプスというより本気で取りに行くのではと思っています。昨年ランが良く出たとはいえ、ゴール前、3-4のDL等の場合、きっちり1 yardを取りに行けなかったのも事実。サイズのあるRBも必要ですが、優秀な(大きな)C/Gを取り、じっくり育てながら使っていくのはどうか、などと思っています。如何でしょう?

texamaniac さんのコメント...

リーグ3位のオフェンスといいつつ、レッドゾーンオフェンスは良くなかったですからね。仰るように、C/Gのアップグレードは私も大歓迎です。が、やはり守備側の穴が多いので、獲得は恐らく2日目になるのではないかと思います。2日目に見込みあるタレントがいるかどうかでしょうか。他チームからの評価が低い選手でも、Gibbsのもとで大化けする可能性はあるので、スキームにあった拾い物が出来ると万々歳ですね。