2009年7月3日

09年同地区ライバル分析 - JAC

昨季の大崩れを忘れ、気分一新したかったのか。4/22にJACは新しいユニフォームとヘルメットをアナウンスしました。
今オフは、正に "clean house" が推進された年。大小の実績を残してきたベテラン勢が、数多くリリースされました。
07年に11-5の成績で Divisional Playoffs まで進んだのが、一転して5-11と転落してしまったことを思うと、無理のない動きかもしれません。
一方で、積極的に補強されたのがO-Line。
確かに、昨季崩れの大きな要因は、怪我により自慢のラインが機能しなくなったことが挙げられます。
ランブロックに長ける両先発Gの Vince Manuwai と Maurice Williams が揃ってWK1で怪我をし離脱。大黒柱 Brad Meester(C) も6試合に欠場。
その影響で、Garrard の被サック数は前年21から倍の42に増え、ランオフェンスも07年のリーグ2位149.4Yds/Gから110.9Yds/Gへと大失速しました。
ベテラン Tra Thomas の加入、ドラフト1、2巡でのOT指名、そして Manuwai の復帰と、今季は盤石の体制で臨めそうです。
が、肝心のラインの後ろのデプスが貧弱、Garrard と MJD の負担が増すことは間違いなさそうで、相変わらずレシーバー陣に課題が残りそうです。
そしてオフェンスよりも心配なのがディフェンス。昨季は、Marcus Stroud の放出、Derrick Harvey と Quentin Groves の指名(期待されたサックは二人合わせて6サック…)と、全てが裏目に出てしまった印象。
大きな補強をしていないディフェンスが、今年どう盛り返すかがシーズン成果を左右しそうです。

主な補強選手
- Torry Holt (WR)
- Tra Thomas (OT)
- Marlon McCree (S)
- Sean Considine (S)
- Gerald Alexander (S)

主な放出選手
- Fred Taylor (RB)
- Matt Jones (WR)
- Dennis Northcutt (WR)
- Reggie Williams (WR)
- Jerry Porter (WR)
- Cleo Lemon (QB)
- Khalif Barnes (OT)
- Milford Brown (G)
- Paul Spicer (DE)
- Mike Peterson (LB)
- Drayton Florence (CB)
- Gerald Sensabaugh (S)

ドラフト指名選手
- R1(8) Eugene Monroe (OT)
- R2(39) Eben Britton (OT)
- R3(72) Terrance Knighton (DT)
- R3(73) Derek Cox (CB)
- R4(107) Mike Thomas (WR)
- R5(144) Jarrett Dillard (WR)
- R6(180) Zach Miller (TE)
- R7(250) Rashard Jennings (RB)
- R7(253) Tiquan Underwood (WR)

今年の注目選手
オフェンス : Maurice Jones-Drew (RB) いよいよフィーチャードバックに、実力折り紙つきだがフルシーズン、チームを引っ張れるか?
ディフェンス : Derrick Harvey (DE) チーム史上最長ホールドアウトで、08年ドラフト1巡指名選手の中で一番最後にチームと合流。その結果が3.5サックでは…


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