2009年9月21日

WK2 結果 @TEN

!!注意:下記にはWEEK2の試合結果書かれています!!




@ten.gif

WIN : 34 -31

ヒューストン内外のファンやメディアから叩きに叩かれた開幕戦から1週間。
あのチーム状態から、まさかTENに Nashville で勝てるとは思っていませんでした。
フランチャイズ史上ベストゲームと言って良い勝利で、08年とは違うぞというところを見せてくれました。

特にディフェンス側で、ボーンヘッドプレーが幾つかありましたし、不用意なペナルティーもありました。TENの失敗にだいぶ助けられた場面も多くありました。
それでも、遂にプレイオフチーム、それも昨季AFC首位だったチームの敵地にて勝利し、しかも7-21、24-31という点差から盛り返しての逆転劇。"ソフト"なテキサンズの汚名を晴らせた一戦となりました。
今後上を目指す上で修正点はかなりたくさんありますが、今はこの貴重な、そして大事な大事な一戦での勝ち星に酔いしれたいと思います。

- Schaub は25/39、4TD、0Int、0Sck、127.8Rateと完璧な内容。メインターゲットは当然A.J.で、10Rec、149Yds、2TDと大暴れ。その他、O.D.や Jacoby、Dreessen も素晴らしい活躍を見せてくれました。
- O-Line はランプロテクションはボロボロだったものの(TENの守備も褒めるべきではあるが)、過去ベストと言えるようなパスプロテクション。Duane Brown も、Kyle Vanden Bosch をほぼ封じ込め、成長したところを見せてくれた。
- Kyle Shanahan のプレーコールもアグレッシブで言うことなし。確かにランは止められたが、捨てることなくコンスタントに織り交ぜることで、WK1では見られなかったプレーアクションパスが面白いように当たっていた。A.J.独走のTDでも、プレーフェイクに Safety の Michael Griffin が引っ掛かった結果。TENのDB陣は、深追いし過ぎでフェイクにかかりやすいとPIT戦後に書いたが、正にその通りとなった。
- ターンオーバー0回で、+2差。
- 4th Down でのダウン更新が、2/2の100%。
- Cushing がチームトップの10Tck。期待されたパワーと爆発力は見もの。ランプロに入ったTENのFBをふっ飛ばし、Chris Johnson も確実なタックルで仕留めていた。
- Mario は一人別の次元でプレーしている。恐らく今年は今まで以上に調子が良いのではないかと思える出来。スタッツ上は1.0Sckの記録程度だが、プロボウラー級の左右OTを子供のようにあしらっていた。ブルラッシュで Michael Roos を試合中ずっと押し込んでいた。また、試合終盤の大事な 3rd Down の場面で、後ろから Chirs Johnson を追いかけてタックルしたあたり、化け物としか言いようがない身体能力の高さを見せつけていた。

チームが高いレベルでプレーできたら、敵地でもプレイオフチーム相手に勝てるということを証明した今回の一戦。
WK1で不発であったオフェンスも、大いに自信を取り戻したことだと思う。
だが、油断は禁物。昨年はホームでTENに競り勝った後、翌週のOAK戦でまさかの敗戦。
集中力を維持し、勝てる試合を今後は取りこぼさないようにしたい。


[ HOU ]
Total Net Yards : 420
Penalties-Yards : 6-40
Time of Posession : 34:03
Total Turnovers : 0

[ TEN ]
Total Net Yards : 449
Penalties-Yards : 8-64
Time of Posession : 25:57
Total Turnovers : 2




3 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

アップセットでしょうね。幸運な面もありましたけど、AJ中心にレシーバーが信じられないキャッチを連発してくれました。パスプロは及第点にあと一歩という感じですね。プレッシャーがきつい中、辛抱強くODでショートヤードをしっかり取ったO#の勝利ですね。今のテキサンズ相手にTENのSがやけに前がかりだったのがちょっと解せませんでしたが。

DBはかなり問題で特にSはBusingが一番まともですね。Cushingは先週もでしたけど、試合が進むにつれてズルズルと後退するD#の中でパフォーマンスが落ちないですよね。

大ポカ、フォルススタート連発、ファンブル、不可解なD#プレイコール(CJ91yTDラン)と改善点は多いですが、同地区のTENに勝てたことが大きいですね。

To do さんのコメント...

To doです。
DBのカバーのひどさ(ラン・パスとも)、ディフェンスでのボーンヘッド、Jacobyのmuffと課題は盛りだくさんでしたが、内容はどうあれとにかく勝てて良かった。各選手の評価はまさに皆様の仰るとおり。
0-1で迎えた、同地区相手の、敵地での試合を、点差をつけられながら逆転出来た。十分お腹一杯です。この調子を維持出来れば、何とかなるのではと思います。
開幕で対戦したNYJですが、NEと対戦し被TD無しで競り勝ち。どうやら本気で強かったのではないかと思います。(NE戦でもかなりQBにプレッシャーが掛かっていました)これから何とか白星先行で行って欲しいところです。来週は0-2のJACと縁起の良いBattle Redで対戦ですから、今度こそ良い内容で完勝して欲しいです。

texamaniac さんのコメント...

良いゲームでした。AJは、ゲーム序盤、珍しいドロップが幾つかありヤキモキしましたが、あのワンハンドTDキャッチから一気に爆発しましたね。TENのセカンダリー陣ではもはや相手になりません。ビッグプレーを狙いがちなTEN守備陣を翻弄するかのような、Shanahanのプレーコールも素晴らしかったと思います。
Busingは、この試合でもあわやINTというプレーがありましたし、上り調子の選手ですね。Barberが相変わらずボーンヘッドが減らないので、いずれスタメンも取って代わるかもしれません。もっとも、CIN在籍3年でスタメンを取れず、放出された選手なので、Busingに期待し過ぎるのもちょっと寂しいですが…。
Jacobyは毎度冷や冷やさせられます。ワイドオープンでのドロップもあり、直後のTDキャッチがなかったら(あれは身体能力の高さを見せつけた素晴らしいキャッチでした)、かなりのバッシングを受けたかもしれません。