2010年3月5日

FA前夜

気がつけばFA市場解禁前夜。
労使協定締結ならず、Uncapped Year となることが決定した'10年。まずはテキサンズが抱えるRFA選手の動向から。
Uncapped Year により、4年から6年へと権利がのび、今オフRFAとなるテキサンは8選手。
そのうち、John Busing を除く7選手がテンダーオファーを受けたようです。

ドラ1巡+3巡テンダー DeMeco、O.D.
ドラ1巡テンダー Bernard Pollard
オリジナルドラフト巡テンダー Rashard Butler(3巡)、Ryan Moats(3巡)
ミニマムテンダー Chris White、Tim Bulman

去年から長期契約を望んでいた DeMeco と O.D. にとっては不運でしたが、特に O.D. は怪我明けということもあり、RFAテンダーは致し方ないところかもしれません。

一方、UFAでは Kevin Walter と Chester Pitts の去就が気になるところ。
両者とも数チームからターゲットされているようで、いなくなってしまう可能性も高いとのこと。そうなってしまった場合、貴重な戦力だけに残念です。

Uncapped Year ではありますが、UFA市場は大物も流出も少なく、比較的おだやかに過ぎるのではないかというのが専門家たちのもっぱらの噂となっているようです。
今季はドラ指名権を放出してのRFA大物取りが増えるかもしれません。
どうやら獲得の動きはなさそうですが、個人的には、ARIから放出された Antrel Rolle あたりが即戦力として期待できるのではと思いますが(S/CB両方できますし)。
例年テキサンズはFA解禁直後に動くチームではないので、また暫くは様子見かもしれません。

2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
やはりuncapped yearになりましたね。TexansとしてはDeMeco, O.D. , Pollardとシーズン終了後、一度に契約するのは不可能に近いですから、恩恵を受けたと考えても良いのでしょう。さすがに彼らを取りに来るチームは無いでしょうから、じっくり交渉して欲しいです。Ownerが来年のlock outを考慮して、長期契約に及び腰との報道もありますが、彼らを失うよりはと思います。Duntaを切って浮いたお金を有効活用して欲しいですね。
そのDuntaですが、ATLが最有力とのこと。もしそうなれば一つ上でかっさらわれる心配もなく、ドラフト戦略が少し楽になります。ちょっとは働いてくれましたね。
Walterは引く手数多で厳しいでしょうが、Pittは怪我明けですし他チームは強気の交渉がしにくいでしょうから、何とかと思っています。駄目だった場合にはNEのNealと言う話もあります。どうなるでしょう。Texamaniac様の仰るとおり、TexansはFAでガンガン取りに行かないでしょうから、じっくり様子を見てからと言う感じと思います。NYJ Sheppardなんか今なら比較的安く取れませんかね?

クロポトキン さんのコメント...

Dunta離脱後とあってCBには興味を持っているようですね。若手中心のユニットになってしまったので実績あるベテランの獲得というのはあるかも分からないですね。

Walterがどの程度、サラリーを要求しているのか分かりませんが、多分フロントの評価もそれほど高くないんだろうなと思います。個人的にWalterはかなり高く買っていてぜひ残ってほしいところです。サイズがあってヒットされてもしっかりボールを確保できて3rdダウンで重宝する、テキサンズにいないタイプ。このまま逃してしまうと後悔するのではないかという気がします。