2010年9月21日

WAS戦プレーバック①

FedEx での大勝利から一夜明けました。
まず、今日一番のグッドニュース。
MRIの結果、A.J. の怪我はやはりさほど大したことはなく、軽い捻挫とのこと。
今週練習では制限されると思いますが、次のDAL戦ではまず間違いなく出場してくれると思います。
一方、James Casey の方が重傷で(いつ怪我したのか気が付きませんでしたが)、暫く離脱の見込み。新人の Garrett Graham が次戦はアクティブになりそうです。

さて、昨日は興奮のあまり結果だけの紹介に留まってしまいましたが。WAS戦を振り返って、個人的にポイントだと感じた点を思うままにプレーバックします。
- Kevin Walter の復調?台頭?
4Qでの劇的な同点TDを含め、A.J. がスポットライトを浴びていますが、オフェンスのもう一人のヒーローは文句なしに Walter。
11Rec, 144Yds, 1TD という数字も立派ですが、何より光ったのがその安定性。Schaub が Walter に投げたパスが11回、ひとつも落とすことなく全てキャッチしてくれたことになります。
昨年は、期待したほどの活躍を見せられなかった Walter。ここにきて、再び輝きを取り戻し、クラッチ・プレーを連発してくれています。
O.D. も少しずつ元の状態に戻りつつあり、やはり今季のパス・オフェンスは素晴らしいものになりそうです。

- Mario の覚醒
前半大人しかった Mario ですが、終わってみれば3サックと大爆発。開始早々は、テンポの良い McNabb のショートパスでDL全体としてよく抑えられてしまいましたが(WASのプレーコールもさすがによく研究し、秀逸だったと思います)、Mario は試合後半から終盤にかけ、徐々にゲームを支配してゆきました。
今までに見られなかった集中力の高さ。そして、明らかにWAS OLがへばってゆく中、OTに入っても動きが落ちないあたり、素晴らしいコンディションにあるのだと思います。Mario の活躍に引っ張られ、周りものびてきてくれると良いですが。

- 両OGの頑張り
去年、怪我により先発両OGを失ったテキサンズ。年が変わって今年は、新たに Wade Smith と Antoine Caldwell がスタメンに名を連ねています。
Schaub が度々倒されたように、WASのパスラッシュには良いようにやられてしまいましたが、それでもここ、そこで光るプレーを見せてくれました。特にランブロックはかなり良いものがあります。
Arian Foster のビジョンと走るテンポにも目を見張るものがあり、WAS戦ではスタッツは伸びなかったものの、去年のラン攻撃の脆さは完全に克服できたと言って良いと思います。

・・・とここまで書くと、良いことばかりのように見えますが。
WAS戦ではかなりの課題も見つかりました。
今後修正すべき点は、また次回書きたいと思います。

2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
同感です。オフのWalterとの契約延長は勿論うれしかったのは事実ですが、払いすぎ??とも思っていました。これだと、十分おつりが来る感じなのでしょう。
DLは後半に入って俄然動きが良くなりました。ランディフェンスは勿論ですが、QBへのプレッシャーが見違えるほどでした。Smithのpersonal foulはいただけませんが・・・
どうやら、OT Brownが出場停止を食らいそうです。控えは大丈夫なのでしょうか・・・

クロポトキン さんのコメント...

Walterは信頼できるレシーバーですね。滅多なことではドロップしないし、テキサンズで一番のシュアハンドという気がします。Walterの活躍の影でODが少し気になります。まだコンタクトを怖がっているように見えますし、そのせいかODならキャッチして当たり前というパスをいくつか落球していました。完全復活にはもう少しかと思いました。

パスラッシュもですが、後半特にランをしっかり止められたことが、勝因の一つだったように思います。おかげでMcNabbを厳しいシチュエーションに追い込むことができたように思います。Marioはランだろうが、パスだろうが目立ちますね。とにかく頼もしい限りです。