2011年4月29日

J.J. Watt

2011年ドラフトのDay 1が終わりました。
テキサンズが全体11位で指名したのは、Wisconsin 出身の DE J.J. Watt。
Nick Fairley や Robert Quinn、Prince Amukamara がまだ残る中で、ややノーマークの指名でした。
が、D.C. Wade Phillips は大層お気に入りのようで、ひとまずそれで良しとしましょう。
(個人的には Fairley を見たかったが・・・)
Watt の持ち味は、既にフルパワーで全力疾走というプレースタイルと、練習熱心なところ。そして、FGのブロックやパスディフレクト等、とにかくビッグプレー・メイカーであるところと言われています。
4-3でのLDE、もしくは3-4では 5-technique がナチュラルポジションとなりそうですが、DTにもラインアップできると Wade も言っており、他選手を交えて様々な守備体系が展開できそうです。
うまくはまれば、"使い勝手"の良い貴重な戦力となるかもしれません。
Watt 指名により、DeMarcus Ware に相当するパスラッシングOLBに、ドラフト指名選手ではなく Mario をあてる、という動きもありそうです。
一方で気になるのが Antonio Smith との住み分け。
昨年のテキサンズ一のDラインマンは間違いなく Smith だったと思います。
Smith と Watt の良さをうまく引き出しながら、DL全体の底上げになれば良いですが。Wade の手腕に期待がかかります。

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