ドラフト1日目、2日目が終わり、3巡までの指名が出揃いました。
特に初日は思ってた以上に動きがあり、とてもエキサイティングな1巡指名争いが展開されました。
そんな中テキサンズは我慢強く26位で待ち、Wade 大絶賛のパスラッシャーを獲得。
地区ライバルの3チームが、QB Luck、そして WR Blackmon に Wright とパス攻撃の底上げに注力しましたが、今年もレベルアップした Wade ディフェンスで叩きのめしてくれることでしょう。
● Whitney Mercilus (RD1, 26)
昨季16SCK/9FFと爆発したパスラッシャー。
出足の速さと走り続けるモーターが魅力的ですが、単なるスピードラッシュだけではなく、手の使い方もうまくラッシュテクにも長けている様子。
スターターとして1年だけの活躍を疑問視する声もありますが、Wade がトレードアップしてでも欲しかった人材と言い切っているだけで、個人的には大満足の指名です。
これで Mario 放出の穴が埋まりましたし、Barwin と Reed とのローテで試合中の体力温存をはかりながら、守備の生命線と言えるパスラッシュが効果的に展開できます。
もちろん怪我をしたときのデプス不安も解消。
来オフには Barwin がFAになることを考えると、長期的にみても良いピックだったと思います。
● Devier Posey (RD3, 68)
個人的にあまりマークできていなかった選手ですが、待望のレシーバーを2巡トレードダウンの末獲得。
スピードもサイズもある選手で、Kubiak 好み。
昨季は、フィールド外の問題で5試合ほど謹慎処分を受けていたようですが、問題児を嫌うテキサンズなだけに、そこは懸念するほどの材料ではないもよう。
リーグ随一のレシーバーA.J.のメンタリングを受け、選手として大成してくれることを期待します。
さあ、これで Jacoby もいよいよ放出か。
すでにトレードブロックに出ているようで、 こちらも目が離せません。
● Brandon Brooks (RD3, 76)
DeMeco トレードでPHIから頂戴した3巡指名は、巨漢OGの指名に使われました。
6'5"、343と圧巻のサイズで、テキサンズとしては珍しいタイプのラインマン。
Zone Block スキームに合うのかが一番の謎ですが、40Ydsで5秒を切ったという話もあり、体格以上に動くことはできるようです。
ヒューストンでワークアウトもしていますし、Kubiak の中では問題ないとの判断なのでしょう。
ともあれ、デプスの薄いOLに貴重な戦力が足されました。
4巡以降でもさらにOTの指名が出てくるのではないかと思います。