2015年11月16日

2015年シーズン後半

早いもので今季も半分消化。
今年のテキサンズはシーズン前から強いのか弱いのかが個人的には今ひとつ掴めず。
11勝でも5勝でも不思議ではないかなと思っていましたが。
前半を終えてみると残念ながらどうも後者のようで、目下3-5と負け越し中。
その負けも、試合序盤で40点差以上の大差をつけられての完敗もあれば(しかも2回も)、体調不良のリーグ最年長QBへの敗戦というのもあり、とても苦しいチーム状況にあると言えます。
それでもまだ首位INDから0.5ゲーム差と地区優勝に絡むポジションにあり、何とも不思議なシーズンです。
客観的にみていまのチーム力からプレーオフ進出はかなり厳しいだろうとは思いつつ、昨年もシーズン後半で勝ち越した経緯もあり。
この Bye Week を経て一皮むけて、後半盛り返してくれるのではという淡い期待をファンとしては抱いてしまうものです。
そのためにも後半、改善が必要な(と個人的に感じる)ポイントを何点か。


  • OLの安定
    前半は怪我が続出したのは仕方ないものの、C Jones を除き先発の組み合わせ、各ポジションとも安定せず。
    特に Foster 不在の中、ランを少しでも出すにはOLの安定と頑張りがもっと必要。
  • Watt 以外からのパスラッシュ
    JDが不在の間、Mercilus が結果を残してくれたが単発止まり。
    これを続ける必要があるのと、RAC のプレーコールにももっと工夫がみたい。
    あと折角のパスラッシュも、CB陣がWRとの間に大幅なクッションを開けていると威力も半減。スピード不足を補完しようという意図もあるのだろうが、もっとプレス気味に当たりたい。
  • McKinney の飛躍 or Mike Mohamed のカムバック
    改善する気配が見られずイライラするのが、相手TEを抑えられないのと、スクリーンプレーに対処できない守備陣。
    絶対的にLB陣のスピードが欠けている。Cushing の若返りはもはや望めないので、一番の若手の飛躍もしくは、揉めて退団した Mohamed あたりが帰ってきてくれないか...。

ほかにもありそうですが、パッと思いつくのは上記あたり。
この3点だけでも良くなればまだ闘えると思うのですが、ちょっと厳しいかもしれませんね。
走り勝って時計をコントロールし、序盤でリードを奪い、相手に投げさせる。
そこをパスラッシュで仕留めるないしミスを誘発する、というのが誰から見てもわかり易いテキサンズの理想的試合展開ですが、それを実践できないというのが今のチーム。
わかっていても止められないというレベルでフィールド上で実践しないことには、後半戦も負けがかさむでしょうが、早速休み明けMNFでは何と全勝のCINとの対戦という大試練が待ち構えます。
ここでの勝敗のみならず、試合内容で後半も何となく見通せるような気がします。